「そろそろお風呂のリフォームが必要」と思ってはいるものの…。
実際、何から始めて良いか分からない人は少なくはないと思います。
そのような方は「リフォームの費用・相場」「リフォームの注意点」「リフォーム業者の選び方」「リフォーム費用を安く抑えるコツ」を知っておくとよいでしょう。
「お風呂・浴室のリフォーム」検討している方に、失敗をしないためのリフォーム基礎知識を紹介していきます。
住宅リフォーム事業者団体とは
住宅リフォーム事業の健全な発達及び消費者が安心してリフォームを行うことができる環境の整備を図るために、国土交通省の告示による住宅リフォーム事業者団体登録制度を創設しました(告示公布・施行平成26年9月1日)。住宅リフォーム事業者団体の登録に関し必要な事項を定め、要件を満たす住宅リフォーム事業者団体を国が登録・公表することにより、団体を通じた住宅リフォーム事業者の業務の適正な運営を確保するとともに、消費者への情報提供等を行い、消費者が住宅リフォーム事業者の選択の際の判断材料とできるなど、安心してリフォームを行うことができる市場環境の整備を図ります。
自分の希望条件にあった適正価格を知り、信頼の置けるリフォーム業者を選ぶことがなによりも重要になります。
先に浴室・お風呂のリフォームの概算見積もりが知りたい時は、下記の一括査定サイトが参考になります!
お風呂・浴室(バス)の各種リフォームの費用・相場は?
お風呂のリフォームを業者に依頼する前に、リフォームの費用相場を知っておくことが大切です。
業者の提示された見積もりを見て「高いか?安いか?」の判断基準を持つことで適正な価格で依頼することができるからです。
とはいえ、お風呂・浴室のリフォーム費用は、内容次第で大きな差があります。
数万円でできるリフォームから100万円以上のリフォームまで。
そこで、費用ごとに各種リフォームの相場を確認していきましょう。
費用総額は、機器代金・材料費・人件費・工事費用、諸経費などを含めた参考費用となっております
備考相場は、あくまでも一般的なものとなっております。
リフォーム するお風呂場の修繕具合や状況よって費用は異なります。
3〜4万円程度で可能なリフォーム
シャワーヘッドとシャワー水栓の据付交換
浴室水栓(機器本体):1〜2万円
工事費用 :1〜2万円
合計費用 :3万円程度
シャワーヘッドの交換に合わせてシャワー水栓の取替えする費用の参考例となります。
4〜5万円程度でできるリフォーム
浴室の床面の化粧シート貼り
浴室用床シート「(例)バスナフローレ」(本体):約3万円
工事費用:2〜3万円
合計費用:5〜6万円
「バスナフローレ」とは東リのバス製品で防滑性・水はけ性に優れており、工期も短いのでお風呂が長く使えなくなる心配も不要です。
「東リ」のバスナフローレを1分30秒で説明しております。(参照元:東リ) アドバイス
浴室床材は介護保険給付の対象となっており申請が認められた場合、リフォーム費用の最大18万円が補助として受けられます。
5〜8万円程度
浴室の壁面の化粧シート貼り
粘着剤付化粧フィルム「パロア」(本体):約5万円
工事費用:2〜4万円
合計費用:7〜9万円
「バロア」とはリンテックサインシステムの製品で、表面に付着する各種かびの発生などを抑制する効果があります。
10〜20万円程度
ガス給湯器の交換(参考例 2〜4人用20号)
ガス給湯器(本体):5〜15万円
工事費用 :3〜5万円
合計費用 :8〜20万円
給湯器本体の価格は、給湯能力(号数)によって価格差がありますが、工事費用は号数によって変わることはありません。設置方法が異なる給湯器は別途費用がかかります。
15〜18万円程度
浴室暖房乾燥機を据付
浴室暖房乾燥機(本体):5〜10万円
工事費用 :3〜5万円
合計費用 :8〜15万円
ミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機を据付ける場合は、上記の総額より3〜5万円高くなります。
17〜35万円程度
電気温水器に交換
電気温水器(本体) :10〜25万円程度
工事費用 :7~10万円程度
合計費用 :17〜35万円
電気温水器のタンク容量によって本体価格が異なります、家族の構成人数によって選びましょう。
25〜32万円
浴槽交換(下地補修含む)
浴槽(本体) :12〜14万円
工事費用 :13〜18万円
合計費用 :25〜35万円
上記は、タイル上に据置くタイプの費用の目安となります。
「タイルに埋め込む」タイプの浴槽交換は、浴槽周辺のタイルの解体費用が別途かかるため、それ以上に高くなります。
25万円以上〜40万円
給湯器(バランス釜)撤去・交換
給湯器(本体) :12〜15万円
浴槽(本体) :10〜15万円
工事費用(撤去費用含む):15万円
合計費用 :35〜45万円
バランス釜は、正方形の浴槽の側に風呂釜が据付けらおり、築年数の古いアパートなどに多くなっております。給湯器を外に設置するため、その分浴槽のスペースを確保できます。
70〜120万円
古いユニットバスから新しいユニットバスに交換
ユニットバス(本体):50〜100万円
工事費用 :20〜40万円
合計費用 :37〜45万円
ユニットバス(本体)はサイズやグレード、機能によって価格は大分変わります。
ユニットバスの交換等合わせて給湯器などの工事が必要な場合は追加費用として別途20万円程度かかります。
90〜200万円程度
在来浴室からユニットバスに交換
ユニットバス(本体):50〜100万円
工事費用 :30〜60万円
合計費用 :90〜200万円
在来工法のお風呂を一旦解体し、ユニットバスを交換するため工期が長くなり費用が高くなります。またユニットバスのグレードによって費用が大幅に異なります。
各種リフォームの価格相場は、本体と工事費用よって10〜200万円までと差があります
そのためリフォーム業者から見積もりをとる際は、内訳を注意して確認していきましょう。
見積もりの内訳は、業者によって異なりますが主に次のようなものが見積もりに含まれています。
- 各種リフォームの必要な本体・備品
- 既存の浴槽(ユニットバス)などの撤去費用
- タイル下地の補修作業
- 作業にかかる養生
- ユニットバスなどの組立・取り付け
- 壁・天井の張替え作業
- 作業終了後の点検
- 作業後にでた古い浴槽や廃材などの回収処分
- 作業終了後の清掃作業
【お風呂・浴室】リフォームを行う前に検討すべきこと
お風呂・浴室のリフォームで行う前に注意すべきことして、「タイミング」や「設備選び」などがあります。リフォームをスムーズに行うためにも、事前にチェックしておきましょう。
お風呂・浴室をリフォームするタイミング
平均的にリフォームのタイミングは15〜20年と言われていますが、家族構成や個々人の使い方よってタイミングは変わります。
目安として次のような場合が、リフォームを検討すべきタイミングとなります。
- 床、天井、壁面のカビがひどく洗ってもカビが落ちない。
- 浴室、浴槽にサビやヒビ割れがある。
- お風呂の排水口かヘドロの様な臭いがする。
- 水栓の温度調節ができにくくなっている。
- 浴室脱衣所の床が柔らかくブヨブヨしてきた。
- 浴槽の内部に水が浸透している。
- シロアリが発生している場合は支給対応が必要
- 15年過ぎているが、一度もリフォームをしたことがない。
お風呂・浴室の設備選び
浴槽の種類(形状・素材・機能)浴槽の形状は、長方形や正方形だけではなく和洋折衷式、円形、半円形など浴槽のスペースを広くするために様々な形状が有ります。
お風呂・浴室リフォーム業社選びで注意すべきポイントは?
お風呂・浴室のリフォームで最も大事なのが、業者の選び方です。
どのリフォーム業者に依頼するかを選ぶためのポイントを紹介していきます。
お風呂のリフォームを施工した経験は豊富?
住宅リフォーム会社と言っても、会社によってお風呂のリフォーム経験はないこともあります。
そのため希望のリフォーム実績があるか?など次の点を確認しておきましょう。
- お風呂・浴室のリフォーム内容(実績の確認)
- ユニットバスの組立て・設置の場合、メーカーの設置免許を保持しているか?
- 家族構成などを考えて適切なリフォームプランを提示しているか?
- リフォーム開始後に追加工事(費用)についても説明があったか?
リフォーム業者な「丁寧な対応」が必ずしも安心して依頼できるとは言えません。リフォームは工事実績がとても重要になってきます。
そのためにも自分の希望する浴室のリフォームを明確にしておくことが大切です。
質問について曖昧さを残したままにしてないか?
大きな費用がかかるお風呂のリフォームでは、自分が納得のいくまで不明な点は明確にしておきましょう。
その際、「質問に対して明確に答えを提示しているか?」が業者選びの判断材料となります。
特に見積もりの内訳や難しい専門用語で曖昧さが残ると、依頼した際にトラブルになります。
リフォーム会社の営業の対応は?
リフォームを担当する営業の対応力も重要となります。
リフォーム完成後のイメージを共有するためにも、気軽に話しやすい人が担当であるとスムーズです。
対応力を計るためにも、その担当の発言内容や態度、約束が守られているかなどを、チェックしていくことが重要です。
飛び込み訪問の営業してきたリフォーム会社はNG
お風呂・浴室を含むリフォームのトラブルでは、訪問営業から依頼したケースが多くみられます。
注意「無料で点検する」と言って、強引に工事を進められた。
契約して支払い後に倒産した。とても安かったのでお願いしたら工事後に追加請求されたなどのケースがあります。
また自分が希望する工事とは、無関係の工事をされたなどもあります。
お風呂・浴室をリフォームする場合は、自らも下調べを行い、納得のいくリフォーム業者を選ぶようにしましょう。
アフターサービスがあるか?
リフォーム後の仕上がりは、使用して初めて分かるもの。
実際、「最初は良かったがすぐに欠陥が見つかった...」なんてこともあり得ます。
そのような不安を残さないためにもアフターサービスについて、きちんと確認しましょう。
アフターサービスの内容は業者によって異なります。
そのため具体的に次の内容について、予め確認しておきましょう
- 定期点検はあるか?(どれくらいの頻度)
- アフターサービスの期間
- 無料修理の範囲(どのような場合は無料で対応してくれる?)
- 有料修理の範囲(どのような場合が有料になる?)
リフォーム費用を最大数十万円安くする方法は?
お風呂・浴室のリフォームは、高いもので100万円以上することもあり、家計にとってかなり負担になりますよね。
できる限り安く費用を抑えたい場合、次のような方法が利用できなか検討してみましょう。
最大で数10万円も費用を抑えることができるので、利用しないと勿体無いです。
水回り(洗面所・トイレ)リフォームをセットで行う
お風呂のリフォームと同時に、他の水回り(キッチン、洗面化粧台、トイレ)のリフォームの必要性がないかも検討してみましょう。
家を建てる際に同じ時期に設置されたものであれば、リフォームの必要性も同じように必要になってくるかもしれません。
水回りのリフォームをセットで行うと現地調査や作業工数が減るため、その分安くなります。
業者にとっても都合の良いことなので「お風呂と他の水回り」のリフォームをセットで依頼した場合、どれくらい割安になるか?確認してみてはいかがでしょうか?
お風呂・浴室リフォームで使える補助金を活用する
お風呂やトレイなどリフォーム工事には様々な活用できる補助金が用意されています。
大きく分けると「バリアフリー」「省エネ(エコ)」「耐震性の向上」の3つ補助金が設けられております。
介護保険制度によると、「要介護1〜5」「要介護」の住む住宅では介護支援に掛かるリフォーム費用のうち9割(最大20万円まで)は国が補助します。
対象となるリフォームは決まっているため事前に業者に相談しましょう。
「省エネ」「耐震リフォーム 」が各自治体によって用意されており最大5万円〜20万円程度の補助金が準備されています。
合わせて利用できる補助金などもありますので、詳しくは各補助金制度やお住いの自治体ホームページを確認しましょう。
各自治体のリフォーム 補助制度は下記で検索すると便利です。
リフォーム業者へ相見積もりをとる
リフォーム費用を手取り早く、かつ確実に安くなる方法は複数の業者から「相見積もり」をとることです。
リフォーム工事費用は、定価という概念がありません。
例え同じ工事内容だったしても各リフォーム業者によって大きく異なります。
また複数の業者を相見積もりで比較するで、値引き交渉の判断材料となります。
最初からリフォーム業者を一つに絞らず、最適の業者を見つけることが最も重要となります。
たった5分!相見積もりをするなら一括見積もりが便利
お風呂・浴室のリフォームには「相見積もり」が重要とは言うものの、相見積もりには「時間や手間」がかかります。
また「相見積もりをとると、業者嫌がられないか?」心配ですよね。
でもご安心ください。
見積もりの一括サービスを利用することで、そのような負担や悩みが全て解消されます。
多くの方は、次のような点でメリット感じ利用されているようです。
【メリット1】現地調査が不要!見積もりはスマホで写真を撮って送るだけ
通常のリフォーム見積もりの流れとしては、業者が現地調査をして見積もり金額を提示します。
その場合、
できるだけ最小限に抑えたいですよね。
リフォーム一括見積もりサービスの最大手「リノコ」を利用すると現地調査が不要です。
リフォームしたい箇所の写真をスマホで撮って送信するだけで、見積もりがもらえます。
【メリット2】厳しい審査を通過したリフォーム業者のみ登録している
リフォーム一括見積もりサービスに登録している業者は、厳しい審査を
通過した業者のみ登録されています。
加盟審査率は、わずか8%程度で厳選された業者のみが加盟しています。
審査基準は大きく分けて次の通りです。
- 施工実績
- 法令遵守
- 口コミによる定性審査
- 加盟規約の遵守
そのため悪徳業者に騙されることもなく、厳選された業者の中から比較検討ができるのです。
【メリット3】お風呂・浴室リフォームのコンサルタントに相談ができる
お風呂・浴室のリフォームは専門用語が多く、施工業者と直接話しても理解できないことも…。
理解できない状態で施工を進められたのでは不安ですよね。
一括見積もりサービスではそのような不安を払拭するために、リフォーム専門のコンサルタントが専門用語を使わずに分かりやすく説明してくれます。
ちょっとしたこともコンサルタントにチャットで質問できるので、納得して工事を進めるできるので安心です。
リフォーム の一括見積もりを活用して人の評判や口コミ
実際、一括見積もりを利用した人はどのように思っているのか参考にしていきましょう。
お風呂・浴室のリフォームは早め行う事が大切
お風呂・浴室などの水回りは老朽化が早く、平均15年で劣化すると言われています。
時点で、お風呂・浴室に不具合ないからといって安心してはいけません。
壊れて問題になる前に、リフォームをしておけば、無駄な費用を抑えることもできます。
この機会にぜひご検討してみてはいかがでしょうか!
浴室・バスリフォームの一括見積り業者おすすめリスト
浴室・お風呂のリフォームを検討するなら、まずは適正価格を知ることが重要です。
自分の希望条件にあった適正価格を知り、信頼の置けるリフォーム業者を選ぶことがなによりも重要になります。
最近ではネットで簡単に、しかも無料で複数のリフォーム会社に見積もりを依頼して、比較検討することができます。
中には、オリジナルの「リフォームプラン」を依頼することができる一括査定サイトもあります。
リフォームの検討をしているなら、まずは無料のリフォーム一括査定サイトを利用して、自分の希望条件に合ったリフォーム会社を選ぶところから始めるとスムーズに進みます。
私の場合のは、リフォーム一括査定サイトの利用は、1社では偏るかもと心配でした。
そのため、3サイトの一括査定サイトで確認してみました。
できれば、2~3サイトを利用して充分に納得するまで比較してみることをおすすめします。
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