どんなにキレイにしていてもトイレの水回りは見えない部分で劣化が進んでいます。
築20年を過ぎたら洋室、洗面所、そしてトイレのリフォームを考えましょう。
大切なのが業者の選び方です。信頼できる業者の選び方5つのポイントはこちらです。
築20年過ぎたらトイレのリフォームを考える理由
住宅の水回りの寿命は20〜30年といわれています。
それは配管、特に接合部に使われているパッキンの寿命が20〜30年だからです。
きれい好きな人のトイレの方が危ない
「きれい好きな人のキッチンやトイレの方が危ない」と言われています。
無精な人のトイレの傷みは目でわかる
無精な人は掃除をさぼりがちです。
築4〜5年もたてばキッチンやトイレに汚れが目立ってきます。
そして放っておいた汚れは簡単には落ちません。
流しの曇り、便座の黒ずみと水回りが劣化していく様子が目に見えます。
きれい好きな人のトイレの痛みは隠れている
それに比べてきれい好きな人のキッチンやトイレは常にきれいに保たれています。
毎日磨いていれば流しも便座も新築のときの輝きを失いません。
せいぜい壁紙が色褪せるくらいです。
でも、水回りの劣化は目に見えないところで確実に進んでいます。
情報一階のトイレの床下、二階にキッチンがあれば天井裏と壁の中で劣化は始まっています。
二階にある水回りの配管のパッキンが痛んで水が漏れ、一階の天井にシミができて初めて気づく、トイレの床がボコボコしているのに気づく……
そのときには天井の梁や床を支える基礎材が腐っているかも知れません。
トイレのリフォームはしたいけど、どこに頼めばいいの?
トイレのリフォームが必要なことはわかったけど、どこに頼めばいい?
新築時にお世話になった業者?
新聞やポストに入っているチラシの業者?
ネットで口コミや評判がすぐに広がるようになって悪質な業者は減りました。
注意チラシに書いてある金額を鵜呑みにして、キチンとした見積もりや契約を交わさず、工事途中で高額な追加費用を請求されるなど苦い思いをした人は少なくありません。
業者を選ぶのは手間がかかりますが、それは自分の財産を守るために避けて通れない道です。
では“あなた”にとってよい業者選ぶためにはどうしたらいいでしょうか。
トイレリフォーム業者種別ごとのメリット・デメリット
トイレリフォーム業者はざっと3つに分かれます。
- 工務店、リフォーム専門業者
- ホームセンター、量販店
- 水道店、ガス店
それぞれのメリットとデメリットを見てみます。
工務店、リフォーム専門業者
メリット
- 営業年数が長いところは信頼がおける
- 技術力が高い
- 地域密着でアフターケアが万全
- トイレと一緒に他のリフォームも依頼できる(一括請負で割引も)
- 手持ちの在庫利用などで価格を抑えられることがある
デメリット
- 扱っている製品が少ない(メーカーが限られる)
- 新しい技術に対応していない場合がある
- やり方が決まっていて施主の意見を聞かない頑固な面もある
- 初見の客に冷たいことがある
- 臨機応変な分、どんぶり勘定なことも
- 苦情が言いにくい
- 分割払いの種類が限られる
ホームセンターや量販店
メリット
- 発注が手軽
- 豊富な製品から選べる
- 常に最新型の製品を扱っている
- 保障制度などアフターケアが安心
- パック料金など価格がハッキリしている
- 独自の低金利ローン、クレジットカードなど支払方法が選べる
デメリット
- 工事費用、販売店の営業費が加算されているので割高になることも
- トイレ以外の水回りを一括でリフォーム依頼したのに別々の業者が請け負う場合がある
- 全て下請けに外注するので担当施工店によって技術力に差がある
水道店、ガス店
メリット
- 発注しやすい
- 低価格
- 動きが速い
- 修理依頼時にリフォームを依頼できる
- 在庫処分にあたればおトク
デメリット
- 修理にかこつけてリフォームを強く進めてくることがある
- セットやパックの場合は内容を精査する必要がある_大手製品の便器と自社オリジナの
- 水便座を組み合わせて「大手メーカー製品セット」などと称している場合がある
- 専門分野以外は別業者に工事を丸投げしてしまうことがある(結局割高に)
- それぞれのメリット、デメリット知った上で、どの業者にも通用する選び方のポイントをリストアップします。
知らないとダメ!トイレリフォーム業者の選び方5つのポイント
- 近所の業者を選ぶ
- 下見スタッフの対応を確認
- 見積もりは複数の業者からとるのが鉄則
- 詳細な見積もり内容かどうかを確認
- ネットの口コミ、評判は要チェック
【ポイント1】近所の業者を選ぶ
どんなに安くても遠方の業者に頼むのはオススメできません。
トイレなど水回りはトラブルがつきものです。
水漏れ、トイレが流れないといった緊急の場合、すぐに駆けつけてくる範囲に業者がいないと、結局、別の水トラブル業者を頼むことになります。
当然、費用は別にかかります。
近所の業者と長い付き合いをするのが肝心です。
【ポイント2】下見スタッフの対応を確認
発注時の対応がどんなによくても、実際に工事するのは下見にくるスタッフの場合がほとんどです。
態度が悪かったり器物を雑に扱ったり、こちらの質問に明快に答えない場合はやめておきましょう。
実際の工事のときにコミュニケーションがとりやすい業者を選びます。
【ポイント3】見積もりは複数の業者からとるのが鉄則
どこに頼むか心づもりがあっても複数の業者から見積もりをとります。
相見積を嫌がるような業者はこちらからお断りです。
相場を知ることが業者の信頼度を測ることにもなります。
【ポイント4】詳細な見積もり内容かどうかを確認
床材○○円、壁紙○○円、便器○○円などと工事場所ごとにひとくくりになっている見積書は受け取ってはいけません。
きちんと床材メーカー○○、素材○○、使用量○mと使う素材の詳細と施工期間、職人の人数まで詳細に記してあるのが正式な見積書です。
アドバイス見積書は工事内容の証明書でもあります。
見積もり以上の金額は請求しないことを口頭ではなく書面で交わしておきましょう。
【ポイント5】ネットの口コミや評判は要チェック
ネットの口コミと評判は悪いものが目立ちますが、業者の善し悪しの判断材料になります。
場合によっては悪い評判について、なぜそうなったのか業者に聞いてみるのもいいと思います。
ネットの口コミや評判は話半分でも参考になります。
トイレリフォーム業者選び方のまとめ
リフォームは高額な買い物です。
トイレのリフォームで便器のみの交換でも10万円以上かかります。
節水トイレやタンクレスを選べば更に高額になります。
車を購入するとき、決まっているディーラーがいなければいくつかの販売店を回るはずです。
トイレのリフォームも同様です。自分の納得のいく内容と価格が見つかるまで工事を発注するべきではありません。
とはいえ、カーディーラーのようにウェルカムで門戸を開いているリフォーム業者はあまり見かけません。
業者選びに困ったら、ネットのトイレリフォーム業者一括見積もりサイトを利用しましょう。
ホームセンターや量販店に頼むとしても、見積もり一括サイトを利用すると費用の相場を知ることができます。
トイレは建物の一部、建物はあなたの大切な財産です。
トイレリフォーム業者はしっかりと選びましょう。
自分の希望条件にあった適正価格を知り、信頼の置けるリフォーム業者を選ぶことがなによりも重要になります。
トイレリフォームの概算見積もりが知りたい時は、下記の一括査定サイトが参考になります!
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